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検査・治療のご案内

大腸カメラ

大腸カメラについて

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)は、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの大腸全体を直接観察する検査です。
大腸ポリープ・がん・炎症・出血の原因などを調べることができ、大腸がんの早期発見・予防に極めて重要な検査です。

EVIS EXERA Ⅲ(オリンパス社)を導入

ハイビジョン対応画質で、下部消化管用のスコープはオリンパス独自の技術によりスムースな挿入をアシストし、苦痛軽減に寄与しています。

このような方におすすめします

  • 血便のある方や便潜血陽性を指摘された
  • 下痢や便秘が続いている
  • 便が細くなった
  • お腹の張り、痛みがある
  • 原因不明の体重減少や貧血
  • 健康診断で大腸の異常を指摘された

保険適用となる主な病名(例)

  • 血便、下血、便潜血陽性
  • 大腸ポリープ、大腸腫瘍疑い
  • 過敏性腸症候群(IBS)
  • 虚血性腸炎
  • 感染性腸炎
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)
  • 大腸憩室症、憩室出血
  • 貧血、腹部膨満、排便異常

※症状がある場合や健診異常がある場合は、医師が医学的必要性を認めたうえで保険診療となります。

検査日時について

当院では、大腸内視鏡検査を以下の時間帯で実施しております(完全予約制)

・月曜・火曜・木曜:12:30〜15:30
・水曜:9:00〜12:00

※いずれも事前診察・準備が必要です。外来にてご相談のうえ、検査日程を決定いたします。

費用の目安(保険診療の場合)

大腸カメラのみ(観察のみ) 1割負担/約2,000円
3割負担/約6,000円
ポリープ切除あり(内視鏡的切除) 1割負担/約6,000円前後
3割負担/約18,000円前後
病理組織検査あり 1割負担/約2,500〜3,000円
3割負担/約7,000〜9,000円
鎮静剤使用(希望制) 〜1,000円程度加算

※検査中にポリープが見つかった場合、小さなものであればその場で日帰り切除が可能です。

※大きなポリープや専門的処置が必要な場合は、適切な医療機関をご紹介いたします。

検査前の準備

大腸内視鏡検査では、腸内を完全に空にする前処置が必要です。

前 日

・消化の良い検査食や低残渣食を摂取

・就寝前に下剤を服用

当 日

・早朝から腸管洗浄液を服用し、便が透明になるまで排便

・準備が整ったら指定の時間に来院し、検査を実施

※詳細な注意事項・食事指導については、事前に外来でご説明いたします。

鎮静剤(静脈麻酔)の使用

ご希望に応じて鎮静剤(静脈麻酔)を使用し、眠ったような状態で検査を受けていただくことが可能です。「検査が不安」「痛みが心配」という方にも安心して受けていただけます。

※鎮静剤使用後は、当日の運転(車・バイク・自転車)はできません。

よくあるご質問(Q&A)

Q大腸カメラは痛いですか?
無理のない操作を心がけております。鎮静剤の併用により、ほとんど苦痛を感じずに受けることが可能です。高齢・痩せ型・腹部の手術既往がある方は一般的に挿入が難しいとされています。
Qポリープが見つかった場合、その場で取ってもらえますか?
小さなポリープであればその場で切除(日帰り手術)が可能です。大きなポリープやリスクの高いものは、適切な専門施設へご紹介いたします。
Q検査時間はどれくらいですか?
検査自体は約15〜30分です。来院から帰宅までは2〜3時間程度を見込んでください。
Qポリープ切除後の注意点は?
当日は運動・入浴・飲酒を控え、安静にお過ごしください。食事は消化に良いものをおすすめします。詳細は当日ご説明します。
Q次回検査の目安は?
異常がなければ3〜5年後が目安です。ポリープがあった方やリスクのある方は1〜2年ごとの検査をおすすめします。
Q前処置(下剤)はつらいですか?
多くの方にとって負担はありますが、昔に比べて洗浄液は飲みやすく改良されてきており、ゆっくり時間をかけて服用いただくことで比較的楽に準備できます。
Q鎮静剤を使った場合、帰宅時に付き添いは必要ですか?
ご本人の状態にもよりますが、なるべく公共交通機関をご利用いただき、心配な方は付き添いの方とご来院いただくと安心です。
Q生理中でも検査は受けられますか?
受けていただけます。気になる方は検査日を調整いただいても構いません。事前にご相談ください。
Q便秘がひどいのですが、検査は可能ですか?
便秘傾向の方には事前に前処置の内容を調整したり、早めに下剤を開始することで対応可能です。

ご予約・ご相談などお気軽にお問い合わせください。

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