診療内容

様々な理由で通院が困難となった患者様のご自宅での療養を、24時間365日支えます。厚生労働大臣が定める基準に適合した在宅療養支援診療所として、通院が難しい患者さんに定期的な訪問診療・緊急時の往診を行います。病気や障がいがあっても、住み慣れた自宅で「いつも通りの生活」を続けられるよう、医師・看護師・地域の医療機関と連携して切れ目なく支援します。

このような方にご提案いたします

• 加齢や疾患のため通院が困難になった方
• 退院後の自宅療養を安心して続けたい方
• がんの在宅緩和ケア（疼痛コントロール、在宅看取りなど）
• 認知症や神経難病、心不全・COPDなどの慢性疾患で見守りが必要な方
• 胃瘻、在宅酸素、人工肛門、尿道カテーテル・中心静脈栄など継続的な管理が必要な方

診療内容

• 定期訪問診療（原則として月2回を基本に計画）
• 急変時の往診（必要に応じて随時）
• 薬剤調整・疼痛コントロール（在宅での麻薬管理を含む）
• 採血・点滴・各種処置（褥瘡処置、創傷処置、ポート／CV管理 等）
• 胃瘻／腸瘻の管理、尿道カテーテル交換、ストーマケア
• 在宅酸素療法、インスリン自己注支援 など
• 連携機関での検査・入院手配、24時間の電話相談対応

※必要に応じて訪問看護ステーション、訪問リハ、居宅介護支援事業所（ケアマネージャー）と密に連携します。

訪問日時

基本的に月に２回（例えば第１・３月曜午後など）の訪問を行います。個別にスケジュールを組みます。緊急時は時間外も対応します。

費用について

診療内容・負担割合・公費（高齢受給者証、障害者医療、難病等）により異なります。最新の制度改定により変更となる場合があります。

例）月２回のご自宅（居宅）への訪問診療を行なった場合の自己負担の目安

１割負担の方	約5,500円
２割負担の方	約11,000円
３割負担の方	約16,000円

※当院は在宅療養支援診療所（支援診3：別添1「第9」の1の(3)）の届出機関です。頻回訪問加算や検査・注射などの各種加算や、他院受診・薬局分の合算により前後する場合があります。高額療養費制度の対象となる場合、上限超過分は払い戻しされます。交通費は原則いただきません。