ホーム
お知らせ
診療時間
アクセス

メディカルライブラリ

脂肪腫(リポーマ)

脂肪腫(リポーマ)について

脂肪腫(リポーマ)とは?

脂肪腫は、皮膚の下(皮下組織)にある脂肪細胞が増殖してできる良性腫瘍です。筋肉の中にできることもありますが、多くは皮下に発生します。

体中にできる可能性があり、特に背中、肩、首、腕、太ももなどによく見られます。

主な特徴

  • 感触: 触ると柔らかく、弾力があり、指で押すとツルツルと動く(可動性がある)のが特徴です。

  • 痛み: 基本的には無痛です。ただし、腫瘍が大きくなって周囲の神経を圧迫したり、血管が豊富なタイプ(血管脂肪腫)だったりする場合は、痛みや違和感を伴うことがあります。

  • 成長スピード: 年単位でゆっくりと大きくなります。

よく似た「粉瘤(アテローマ)」との違い

同じ「皮膚のしこり」としてよく比較されるのが 粉瘤(アテローマ)です。

特徴 脂肪腫 粉瘤
正体 脂肪細胞のかたまり 皮膚の袋に溜まった角質や皮脂
感触 柔らかい、境目がやや曖昧 やや硬い、はっきりした球状
開口部 なし(皮膚の表面は変化なし) あり(中央に黒点状の穴が見えることがある)
臭い なし 潰れると強い悪臭がする
炎症・感染 滅多に起こらない  

診断と治療方法

1. 検査・診断

多くは触診や視診でアタリをつけられますが、より正確に調べるために以下の検査を行います。

  • 超音波(エコー)検査:
    しこりの大きさや深さ、血流の状態を手軽に確認できます。

  • MRI・CT検査:
    大きなものや、筋肉の奥深くにある疑いがある場合、周囲の組織との位置関係を詳しく調べるために行います。

2. 治療(手術)

良性腫瘍なので、小さくて症状がなければ経過観察でも問題ありません。しかし、自然に消えることはないため、根本的に治すには外科的な手術(切除術)が必要です。

  • 摘出手術:
    皮膚を切り開き、脂肪の塊を包んでいる膜ごとキレイに取り除きます。通常は局所麻酔を用いた日帰り手術が可能です。

  • 手術を検討するタイミング:

    • 見た目が気になる(美容上の問題)

    • 服や下着に擦れて邪魔になる、または痛む

    • 急激に大きくなっている(※稀に悪性腫瘍である「脂肪肉腫」の可能性を否定できないため、検査が必要です)

「脂肪腫(リポーマ)」に関するご相談などは、
まつおかクリニックまでお問い合わせください。

tel.078-452-8898
WEB予約