「胃炎」に関するご相談などは、
まつおかクリニックまでお問い合わせください。
胃炎は、胃の粘膜に炎症が起こる病気です。
胃の粘膜がダメージを受けることで、胃酸などの刺激から胃壁を守るバリア機能が低下し、様々な不快な症状を引き起こします。
胃炎になると、以下のような症状がみられます。
胃炎は大きく分けると「急性胃炎」と「慢性胃炎」の2つに分類されます。
突然発症する胃炎で、原因がはっきりしていることが多いのが特徴です。
原因:
過度なストレスや過労
暴飲暴食(アルコールの飲みすぎ、辛いものの食べすぎ)
薬剤の副作用(解熱鎮痛薬のNSAIDsやステロイド、抗生物質など)
アニサキスなどの食中毒
胃の粘膜の炎症が長期間にわたって繰り返され、徐々に粘膜が薄くなっていく(萎縮する)状態です。
慢性胃炎は、以下のように段階を踏んで進行していくのが特徴です。
段階①:表層性胃炎(初期)
胃の粘膜の「表面(表層)」だけに軽い炎症が起きている状態。
粘膜の構造自体はまだ壊されておらず、元の正常な状態に戻る力(可逆性)が残っています。
実はまったく症状が出ない(無症状)ケースも多く、胃カメラ検査で初めて指摘されることも珍しくありません。
段階②:萎縮性胃炎(中期)
炎症が長引き、胃の粘膜が徐々に薄くなって胃酸を出す組織が減ってしまった状態。
段階③:腸上皮化生(後期)
ダメージに耐えかねた胃の粘膜が、腸の粘膜に似た組織に変質した状態。胃がんのリスクが高まります。
原因:
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の感染(※慢性胃炎の約8割以上がこれが原因と言われています)
加齢や長年の生活習慣の乱れ
薬物療法
胃酸分泌抑制薬: 胃酸の分泌を抑えて粘膜への刺激を減らします(H2ブロッカーやPPIなど)。
胃粘膜保護薬: 荒れた胃の粘膜を保護・修復します。
ピロリ菌除菌治療: 慢性胃炎でピロリ菌陽性の場合は、抗菌薬を服用して除菌を行います(胃がん予防にも重要です)。
生活習慣の改善
食事の工夫: 消化が良く、温かいものを中心に摂る。脂っこいもの、カフェイン、アルコール、香辛料などの刺激物は避ける。
規則正しい生活: 睡眠をしっかりとり、ストレスを溜め込まないようにする。
💡 注意が必要なサイン
単なる胃炎だと思って放置していると、「胃潰瘍」に進行したり、慢性胃炎(萎縮性胃炎)から「胃がん」のリスクが高まったりすることがあります。特に「黒い便が出る」「吐血する」「体重が急激に減る」といった症状がある場合は、すぐに消化器内科を受診し、胃カメラ(内視鏡)などの検査を受けることをおすすめします。
「胃炎」に関するご相談などは、
まつおかクリニックまでお問い合わせください。